教育現場に情操教育を!ピティナ学校クラスコンサートを実施。

3月11日に私あおやぎ陽一郎が実施に関わった
ピティナ学校クラスコンサートが旭区の小学校で
実施された。
ピティナ学校クラスコンサートは、一般社団法人
全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)が実施する
取り組みで、プロの演奏家が生み出す音楽、動く指、
息遣い、表情を小学生たちに間近で見て聴いて参
加して、音楽に感動する体験をしてもらいたいという
願いから始まった事業で、これまでに全国のべ800校
以上、約64,000名以上の児童が体験してくれている
事業です。
プロの演奏者と子どもたちの距離感、臨場感はこれま
でにない近さ。また演奏と演奏の間には、コミュニケー
ションの時間やピアノの響板に触れるなどいろいろな工
夫や興味を引くプログラム構成になっており、実際に子
供たちは自分の興味に応じて様々な発見をします。
さらに、演奏を聴いた後には、生徒たちと演奏家が一
緒に歌ったり合奏したりする時間も必ず設けられてい
ます。
プロの演奏を聴いて触発された生徒たちの真剣な表
情、緊張感のある姿勢にはいつも驚きます。
この体験すること、感じること、一緒に取り組むことは、
教育の現場でとても大切なことだと実感できる。
その時の感動だけに終わらず、自分も何か頑張ろう、
何かに挑戦しよう、あきらめかけたことにもう一度チャレ
ンジしようという感想も多く寄せらるそうです。

情操教育の必要性を否定する声は少ないと思います。
重要なことは何をやるか。情緒的態度を育む教育活動
も様々なプログラムがあったも良いのではないか。
ピティナ学校クラスコンサートのような有意義な取り組み
がピティナの財政的な課題により今年度、つまり今月
いっぱいで終了することになっている。
大変に残念な事態。
国や自治体の助成に頼れる財政状況ではないことは承知
しているが、この財政の壁を何とか乗り越えたい。
いろいろな知恵を絞り、いつかこの事業を復活させたいと思っている。
その時また子供たちの真剣な眼差しに再会したいと思う。

あおやぎ陽一郎

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