安倍政権の暴走 安保法制を強行採決

7月15日、衆議院平和安全法制特別委員会が委員長
職権により開会、審議は打ち切られ、強行採決を行っ
た。
私は本日も委員会で質疑に立ち、国民の理解を深める
こと、有識者の疑念を払しょくすること、さらに地方議会
でも反対、慎重審議を求める意見書の議決が相次い
でいる状況について、安倍総理、中谷大臣に指摘した。
総理や中谷大臣からは国民の理解を得ることが必要だ
との認識は持ちつつも結局、国民の理解が進まない
ままの審議打ち切りとなったのは政権の暴走と言わざる
を得ない。
今回法案の理解が進まない理由、不安が多い理由は、
①答弁があいまい、要件があいまい 
②安保環境の変化と法案の関連性を正面から説明
していない
③法理上可能なことと政府答弁のかい離がある
④そして何より違憲であるとの指摘が多い
これが国民の不安を増大させている。
委員会も100回以上速記が止まる事態、
大臣の答弁がぶれる、つまる、訂正する、過去最多
です。
政府の合憲の根拠とする砂川判決や47年政府見解も
こじつけでしかありません。
一方、我々維新の党の法案は、自国防衛という軸、日米
同盟で防衛力を高めるという軸がぶれてない、これが肝
です。
思想がはっきりしている、安保環境の変化に明確に答えて
いる、何より政府案に比べて憲法適合性があります。
明確な軸と明確な歯止めがある独自案です。
我が党案も政府案もさらに審議を行いたいという思いの中、
残念ながら強行採決の愚行を行いました。
これは将来に禍根を残します。
審議の場が参議院に移っても60日ルールは使わずに
徹底審議を求めて参ります。

審議の様子は動画でご覧いただけます。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=45133&media_type=wb

衆議院議員あおやぎ陽一郎

 

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