平成25年度補正予算の成立にあたって。

政府提出の平成25年度補正予算が成立しました。
私は以下の理由からこの補正予算に反対いたしました。
今回の補正は4月からの消費税増税の影響を緩和すること、景気の折れを防ぐこと
が目的で編成された予算ですが、そもそも消費増税自体がアベノミクスという景気
対策との関係でいえば、ブレーキとアクセルを同時に踏むという無理無駄のやり方
であります。
私たちは本格的な景気回復が最優先、経済の構造改革が最優先、消費増税凍結が
基本的な立場です。
さらに、中身を精査しても総額5.4兆円規模の2割程度が、天下り基金への資金
の積み増しであり、景気対策、経済効果に疑問のある内容です。麻生政権時代に採用
された、この官僚的手法が補正予算では多用され、58法人、6,500億円の税金
が、天下り職員等の人件費・事務費等に消えているということも判明しました。
景気回復が国民のみなさまに実感できていないなか、消費税を増税し補正予算で基金
を積み増すという手法、相変わらずの公共事業頼みの景気対策に健全野党として反対
いたしました。

 

カテゴリー: ブログ
vertical_align_top ページトップへ戻る