平成25年度予算案 衆議院通過について。

4月16日夜、平成25年度予算案が衆議院を通過いたしました。
アベノミクスと言われる景気対策とは、
①大胆な金融緩和
②機動的な財政政策
③経済成長戦略
であり、みんなの党が主張してきた政策と重なる部分が多く
あります。
金融緩和による円高の是正と株価の上昇は、私たちの主張が
効果が高いことを証明しています。
しかし、真価が問われるのはこれからです。
平成24年度補正予算、平成25年度本予算の15か月予算は、
十分に精査された予算とは言い難く、金額ありき、
相変わらずの公共事業のバラマキと言わざるを得ません。
予算をぶんどってばらまく古い政治が続いてしまっています。
実際に弊害も多く散見されます。被災地では公共事業の発注
も遅れ予算執行率も低いまま復興が遅れています。
またTPP交渉の自民党内の議論を見れば、本格的な経済成長
戦略、規制やシステムの見直しは期待できません。
これまでの自民党と何も変わってないのです。
私たちみんなの党は日本維新の会と共同で60年ぶりとなる
予算案に対する修正案を衆議院に提出いたしました。
この修正案は、まさに今必要な改革と新しい国の形を示した
画期的な提案です。
残念ながらこの修正案は衆議院で否決されましたが、
こうした政策提言能力の高い野党のあり方を示すことができた
のではないかと思います。
こうした改革を進めて、真に信頼される政治を行って参ります。

平成25年4月18日

衆議院議員 青柳陽一郎

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